レッジ
感染根管治療(再治療)は、いろいろなトラブルがあって難しい。
でも、やりがいもあります.
一番初めに麻酔をして神経をとる治療(抜髄)で力任せにガリガリ削っていくと、ますます治療が複雑になり治らないこともあります。
例えば、こんな悪い症例があります。
穿孔寸前のレッジ形成
初診時
青○の白く線が、本来の根管でないところを、ガリガリと削ったあと。
赤線が正しい根管
根充後
7番で歯が傾斜して、お口が狭いので、根管が見にくく、やりにくいので、どうしても力任せになりやすい。
この歯は、たまたま本来の根管がたやすく見つかりうまくいったでしょう。
レッジ修正ができないと、痛みを取り除けなかったかもしれません。
根管治療の良しあしで、歯の将来が決まります。
根管治療は専門医か、得意な先生がおすすめ。