根管治療は根気が必要
大きな根尖病変ができてる下顎6番の根中間部の画像です。
画像がクリアーでないので、なんだかわからないと思いますが、目を凝らしてみてください。
(接眼レンズではもう少しはっきり映ります。)
青印は偽物の根管、赤印が本来の根管入口。
レッジができ、本来の根官が見当たらないので、根管口付近を拡大しCTを活用しながら、細いファイルが抵抗があるところを探します。
CTはインプラントだけでなく、根管治療にも力を発揮します。
今現在近心頬側、舌側はレッジ修正できましたが、まだ遠心2根がレッジがあり大変です。
本当に1歯ですべてレッジができてるなんて、大変です。
(大変を別の言葉にすると誤解されるので、大変を並べました。)
だから、レッジができないように、細いファイル少しずつ拡大し、いきなりファイルサイズをおおきくすると不幸なことになるので、焦らず丁寧に、慎重に。
だから、根管治療は根気がいります。短気な先生は歯科治療にはむかないですね。
私自身は自分で短気かなと思っているので、注意してますが、年とともに少しは良くなって来てるように感じます。
by saitou-dental
| 2017-07-05 12:21
| 歯内療法