ブログトップ

会津若松 さいとう歯科医院ブログ

sdental.exblog.jp

お口の相談室。

歯根端切除術の経過観察

他院で『大きな病変があるため、大学病院で手術を受けた方が良い』と言われた症例です。
b0196070_22283211.jpg


赤丸の黒い部分が病変です。

b0196070_022255.jpg


患者様は、〇〇大学は個人的にあまり好ましく思っていないので、他の大学病院も考えたがいろいろ調べた結果、一度当院を受診してみたいとのことでした。


(どのように調べたか、今度機会があったら伺ってみたいです)


私は、次の点の考慮すると通常の根管治療よりは歯根端切除術(マイクロサージェリー)がベストと診断しました。

*2,3か所の歯科医院で治療を受けていること

*レントゲンではしっかり治療されているように見えること

*患者様が中通りの〇〇市から(車で約2時間)来院されること



一応、歯の破折の可能性、病変の大きさを知りたいためCTを撮影しました。

b0196070_23223641.jpg


赤丸のところに注目すると

頬側はもちろん口蓋側の骨までとけるほどの大きな嚢胞と分かります。

手術後のレントゲン写真です。

b0196070_23322638.jpg




7か月経過のレントゲン写真です。

b0196070_2335515.jpg


黒く骨が解けたところは、骨が再生してきて白くレントゲンでは見えます。

このようにうまくいくと、外科処置の場合6か月くらいで骨が再生します。

遠方からの患者様なので、無事に経過して、信頼にこたえられて良かったです。001.gif
by saitou-dental | 2011-07-23 22:35 | 歯内療法